PROTCHシリーズ

 

FAQ

よくある質問

小学生には難しすぎませんか?

欧米では小1からスクラッチを利用したコンピューティング授業を実施している学校が多数あります。
英国では十数年前からICT(近年はComputing)が必須科目として週1、2回。小学校高学年ではPython(パイソン)やJava(ジャバ)など記述式言語を扱う学校もあります。論理的思考や創造性豊かな発想力を育て、問題や課題解決など、子供達は大人が考えもつかない独創性を発揮します。一方、北欧を含め国策としてIT産業を誘致するための布石という背景もあります。IT世代の子供達の未来を豊かにするには大切な学習経験だと考えます。
日本でも千葉県柏市では全小学校でスクラッチによるプログラミング学習を実施しています。コンピュータやスマートフォンに生まれながらにして触れる世代の子供達には自然な現象であり、次世代学習が既に始まっています。
早期に取り組む事により学習するスピードは大人の想像を超え、目覚ましく速い習得と上達を示します。難しい、早すぎるという事は決してありません。IoTで産業が変わり、AIで人の仕事が変わると言われながら、日本のプログラミング学習は欧米に比べ10年以上遅れているのが現状です。
一方、初心者がプログラミングの基礎となるif条件分岐文や変数、ループ処理、関数などの概念は独学では難しい内容です。市販版には無料60分オンライン授業付きバージョンがございます。初めてでも安心して学べるように配慮をしております。

C言語など記述式スクリプトでプログラムできますか?

C++ライクなIDEを利用してプログラミングすることができます。プロッチのライブラリを使うにはプロッチ内にあるエディタアイコンでIDEを立ち上げて利用してください。小中学校ではスクラッチ2.0互換のブロック型ビジュアルプログラミングのプロッチエディタで学び、高校からは記述式スクリプトでプロッチをプログラムするなど、初歩から上級者まで利用できる学習ツールです。(スクラッチは米国マサチューセッツ工科大学が開発したプログラミング学習用言語です)

センサ技術や制御の学習に加え、情報学習に使えますか?

プロッチシリーズは情報通信端子を備えています。プロッチシリーズ間を通信ケーブルでつなぐ事により、1対1でチャットをしたりクイズショーを制作したり、暗号化による文字列の双方向通信などが手軽に実現できます。セキュリティやLAN、サーバーの設定を気にする事なく、簡単に双方向情報データ通信の原理が学べます。

プロッチエディタの動作環境を教えてください。

プロッチシリーズのプログラミングソフトはWindows8・10用に開発されています。近年のマシンであればスペックの下限などはありません。MacをBootcampにてWindowsマシンにした場合、USBハブを使用すると動作しない場合があります。

プロッチをUSBケーブルでつないでもシリアルのタブが選択できません。

プロッチがUSBケーブルでPCにつながれ、プロッチの電源が入っているか確認してください。
プロッチを初めて接続する場合、Windowsがデバイスを認識するのに時間が掛かります。デバイスを認識するとシリアルのタブにCOM番号が表示されます。PCにUSBデバイスを複数接続している場合は、接続をプロッチのみにすることを推奨します。

プロッチエディタを終了後、PCをシャットダウンした時にエラーメッセージが出ます。

プロッチエディタを終了した直後にPCをシャットダウンすると稀にエラーメッセージが出ます。プロッチエディタを終了後、数秒(砂時計やカーソルの回転が止まる)してからPCをシャットダウンしてください。ソフトが終了作業中にPCがシャットダウンするとエラーメッセージを招きます。

単三型充電池は使えますか?

使えます。但し、モータの回転速度や稼働時間などアルカリ型乾電池に比べ動作時間が変わります。乾電池と充電池は混ぜて使わないでください。万一発熱するなど異常がある場合は、電源を切りアルカリ電池でお使いください。充電池には品質的に危険なタイプもあります。

一度転送したプログラムは電源を切っても消えませんか?

転送したプログラムは上書きしない限り、電源を入り切りしてもリセットを押してもメモリ内に保持されます。新たに転送したり、通信モードにすると本体内のプログラムが書き換わります。

プログラムを転送(UPLOAD)したのに動きません。

転送後、すぐにプログラムが始まらないようにしてあります。プログラムを走らせる(発動する)には、接触バンパーのどちらかを押してください。リセットを押した場合も、接触バンパーのどちらかを押す事で、プログラムがスタートします。(コロンの場合は前面にある設定スイッチを押してください)

プロッチのモータが動きません。

モータを動かすにはプロッチ本体に乾電池(単三3本)を入れてください。モータ以外の動作はUSB給電で動きますが、モータはPCのUSB端子過電流保護のために動かない設計になっています。USBケーブル接続時はPCから電源供給して、モータ以外の動作が可能です。通信モードやプログラミング中は乾電池の消費を防いでいます。

プロッチのスピードが出ません。

モータ制御は0-200の数値でスピードをコントロールしています。数値を大きくしてもスピードが出ない場合は、乾電池の寿命かも知れません。「バッテリー電圧取得」ブロックを使い、乾電池の電圧が3Vを切ったらLEDを明滅しブザーを鳴らすなど工夫して、電池の状態を監視することができます。

プロッチにプログラムを転送(単独モード)したのに動きません。

単独モードでプロッチを動かすには、本体に乾電池(単三3本)を入れてください。プログラムをスタートするには左右どちらかの接触バンパーを押します。(コロンの場合は前面にある設定スイッチを押してください)

画面には接続と出ているのに、通信できません。

ソフト側で接続を切らずにプロッチのUSBケーブルを抜いたり、電源を切った場合はソフト側が認識できません。ケーブルを抜いたり、電源を切る前に接続タブで接続を切るようにしてください。通信できない時は、一度接続を切って、再度接続を選択すると通信が復帰します。

超音波測距の数字が出ません。

プロッチの電源が入ったまま超音波モジュールを抜き差しすると、正しい計測ができなくなります。超音波モジュールやその他センサは必ず電源を切ってから抜き差ししてください。次に電源を投入した時に初期化され正常に動作します。障害物が遠く測定範囲を越えると「0」の値を戻します。

サーボ用の電源は何ボルトですか。

サーボへの電源供給は別途本体後方の電源コネクタに供給する必要があります。サーボの仕様に合った電源を乾電池や充電池で供給してください。動作角の指定は0度から180度です。

USB電源アダプタを使えますか。

モータを利用しないアプリケーションでは、USB電源アダプタ(5V)を使い本体に給電することができます。

本体の赤色LEDが点灯したままです。

本体が通信モードの場合、赤色LEDが常時点灯します。本体単独動作をさせるには、プログラムを組んだ後にプログラムを転送(UPLOAD)してください。プログラムを転送すると赤色LEDが消え単独動作になります。また、PCからデータを受信している間は点滅します。

ブザー音の音量は変えられますか?

ブザー音の音量は固定です。音量を変える事はできません。

空きI/Oポートはありますか?

本体内部に空きポートがありますが、分解が必要となります。小さな部品がありますので、未就学のお子さんには不適切です。小学生以下の場合、部品の誤飲や怪我などが無いように保護者など大人や先生が行うようにしてください。空きポートを使うには、電気的な知識が必要です。基板はarduino Leonardo互換にて設計されています。

ソースコードは見れますか?

プロッチエディタは米国マサチューセッツ工科大学メディアラボが開発したオープンソースソフトウェアSCRATCH 2.0に準拠したビジュアルブロック・プログラミング学習ツールです。 オープンソースライセンスに基づき、ソースコードをGit Hubにて開示しています。

Protch Editor is based on Scratch from the MIT Media Lab. Scratch visual programming language is developed by the MIT Media Lab and licensed under Creative Commons Attribution-ShareAlike 2.0 license. Scratch Source Code License Copyright (c) 2009 Massachusetts Institute of Technology All Rights Reserved. “Permission is hereby granted, free of charge, to any person obtaining a copy of the Scratch source code and accompanying documentation (the “Software”), to use, copy, modify, merge, publish, or distribute the Software or software derived from it (“Derivative Works”) for noncommercial purposes, and to permit persons to whom the Software is furnished to do so.”

操作チュートリアルはこちら
ご購入についてのお問い合わせ